2021.02.08 但馬CULTURE VOL.66 青倉神社に鎮座する目の神様 兵庫県朝来市山内にある青倉神社は、古くから目の神様として信仰を集めています。今も伝わる孝行息子の話とは、いったいどのようなものでしょうか。 ―山肌から湧き出る御霊水 朝来市青倉山の中腹にある青倉神社。ご神体は12mもある巨石で、昔から巨石信仰の神社として知られています。 2階建ての社殿は巨石神像を覆うように建てられており、1 続きを読む>
2021.01.20 但馬CULTURE VOL.65 「出石神社」アメノヒボコ伝説を伝える出石町宮内 但馬開発の祖である「天日槍命(アメノヒボコノミコト)」伝説が伝わる、兵庫県豊岡市出石町宮内。但馬のルーツを伝える古の地を紹介します。 ―但馬の国一宮 豊岡市出石町宮内は、「一宮(いっきゅう)さん」の愛称で親しまれる「出石神社」があるまちとして有名です。集落の中心に鎮座する出石神社は、但馬の国一宮としてかけがえのない存在です。 続きを読む>
2021.01.05 但馬STYLE VOL.32 諏訪 正和さん《朝来市》 東京都出身の諏訪正和さんは、2018年8月に地域おこし協力隊として兵庫県朝来市に赴任しました。活動内容は、朝来市が提言する「家」でも「学校」でもない第3の居場所、「サードプレイス」のコーディネーター。諏訪さんにとってのサードプレイスはどのような場所なのでしょうか。 ―サードプレイスに集う人々 演奏会や英会話教室など、地域の集 続きを読む>
2020.12.24 但馬CULTURE VOL.64 旬の味 ハタハタの西京漬け 山陰地方の名物・ハタハタ。兵庫県新温泉町浜坂にある「山米鮮魚」の『ハタハタの西京漬け』は、「地場の魚をおいしく食べてもらいたい」という3代目・山本静夫さんのこだわりが詰まった逸品です。 ―こだわりの食材 “体に優しくて安心安全な商品づくり”をモットーとする山米。素材の旨みを最大限に引き出すため、添加物は一切使わず調味料にこだ 続きを読む>
2020.12.02 但馬PLACE VOL.21 但馬牛(たじまうし)博物館 兵庫県新温泉町「兵庫県立但馬牧場公園」内にある但馬牛(たじまうし)博物館。日本農業遺産に認められた「兵庫県美方地域の但馬牛システム」についても詳しく紹介されており、子どもから老人まで楽しく学ぶことができるスポットです。 ― 黒毛和牛の名素牛 1994年10月に但馬牧場公園の開園とともに開館した同博物館。但馬牛の歴史やそれを支 続きを読む>
2020.11.12 但馬CULTURE VOL.63 地域と調和する酒造り 酒造りの最高責任者である杜氏。但馬の厳しい自然環境で育まれた但馬杜氏は日本4大杜氏の1つとして有名です。その但馬杜氏とともに歩んできたのが、兵庫県朝来市山東町にある老舗酒造の「田治米合名会社」です。 ―“温故知新”の酒造り 創業1702年。伝統を守りながら酒造りを続ける同社は、2017年から全商品を純米酒にしました。純米酒と 続きを読む>
2020.10.29 但馬CULTURE VOL.62 兎塚(うづか)の由来 かつて山名氏の城下町として栄えた兵庫県美方郡香美町村岡区。その南端には、兎塚(うづか)と呼ばれる地域があります。地名の由来となったのは、3羽の古兎伝説でした。 ―恐ろしい大蛇 その昔この地には大きな池があり、大蛇が棲んでいました。通る人を襲ったり馬や牛を飲みこんで、村の人々から恐れられていたそうです。 この噂を聞いた帝は勅命 続きを読む>
2020.10.06 但馬STYLE VOL.31 上垣 幸子さん《養父市》 兵庫県養父市新津で暮らす上垣幸子さんは、女性としては数少ない森林整備士です。約80%が森林である但馬で、どのような活動を行なっているのでしょうか。 ―きっかけは「主人を助けたい」 以前は歯科助手や薬局事務として地域と関わっていた上垣さん。転機となったのは、夫である上垣秀和さんが自伐型林業をこころざし、それまで勤めていた森林組 続きを読む>
2020.09.24 但馬CULTURE VOL.61 養父の太郎左衛門(たろうざえもん) 兵庫県養父市薮崎(やぶさき)の願入寺(がんにゅうじ)には、ある供養塔があります。その主は太郎左衛門。羽柴秀吉の但馬平定で活躍し、円山川の渡河を助けた農民です。 ―時は戦国 時は1580年、戦国時代。天下統一を進める織田信長の命を受けた羽柴秀吉は弟・秀長に但馬平定を命じました。諸城を攻略平定した羽柴秀長は、出石城主に任命されま 続きを読む>
2020.08.31 但馬PLACE VOL.20 江原河畔(えばらかはん)劇場 2020年春、兵庫県豊岡市に「江原河畔(えばらかはん)劇場」がオープンしました。「演劇のまち」を目指す豊岡の挑戦に、世界中の演劇人が熱い視線を注いでいます。 ― 河沿いの劇場 ゆるやかな円山川沿いに建つ江原河畔劇場。JR江原駅から徒歩2分のこの場所に、平田オリザさんが主催する劇団「青年団」の本拠地として江原河畔劇場がオープン 続きを読む>
2020.08.26 但馬CULTURE VOL.60 「天空の城」の城下町 「天空の城」として全国に名を知られる竹田城跡。それを仰ぐ城下町、兵庫県朝来市竹田にも多くの魅力があります。 ―土塀、格子、うだつの上がった町家… 過去3回大火に見舞われた竹田の町には、昔の記録がほとんど残されていません。しかし大軍の侵入を防ぐクランクなど、往時の面影を見ることができます。 「竹田城廃城後は但馬街道の宿場町とし 続きを読む>
2020.07.20 但馬STYLE VOL.30 松本 有理香さん《新温泉町》 日常で使えるアート「ポーセラーツ」をご存知でしょうか。新温泉町浜坂に住む松本有理香さんは、4年前に神戸からUターンしました。日常で使えるアート「ポーセラーツ」のインストラクターでもある彼女に、その魅力を教えてもらいます。 ―ポーセラーツの魅力 松本さんは、浜坂でハンドメイド教室「Atelier cockscomb(アトリエ 続きを読む>
2020.07.08 但馬CULTURE VOL.59 中瀬(なかぜ)金山 金山町を歩く 日本遺産「播但貫く、銀の馬車道 鉱石の道」にも名を連ねる「中瀬金山」をもつ、兵庫県養父市中瀬。約450年の歴史を誇る金山町の面影を辿ります。 ―歴史ある金山町 1573年、鳥取県から訪れた旅人が八木川河畔で砂金を見つけたことから、中瀬金山の歴史が始まりました。江戸時代に「中瀬金山町」と称され、近畿で最大の金山町として開発され 続きを読む>
2020.06.15 但馬CULTURE VOL.58 地元野菜で本生パスタ いろいろな種類の形が豊富にそろう『Ryu’s Noodleショート本生パスタ』。昭和30年の創業以来、無添加の食材にこだわった生麺を製造・販売している「りゅう製麺所」の本格生パスタです。 ―生パスタを彩る地元野菜 生パスタの製造を始めたのは、3代目を担う林崇徳さん。原料となる粉や製麺方法など約4年の試行錯誤を経て 続きを読む>
2020.05.22 但馬CULTURE VOL.57 海と共に生きる 香美町香住区 海とともに生きる漁業の町、香美町香住区。海へと続く路地には漁師町の風情が残ります。往時の様子をたどりながら、海辺散策はいかがでしょうか。 ―海のまち香住 「香住」と言えば、言わずと知れた漁師町。冬場の松葉ガニを始め、イカ、カレイ、ハタハタ、ニギスなど、1年中多彩な魚介類が水揚げされます。近畿で唯一水揚げされる紅ズワイガニは、 続きを読む>
2020.04.30 但馬CULTURE VOL.56 温泉城(ゆのしろ)と宴の清水 温泉地として名高い、新温泉町の「湯村温泉」。その近くにそびえ立つ白毫山(びゃくごうざん)の小高い山頂に、温泉城(ゆのしろ)がありました。 ―温泉城(ゆのしろ)の伝説 その昔、豊臣秀吉が勢力拡大のため但馬の城を攻めていたときのことです。巧みな戦術で手当たり次第に城を落としていた秀吉ですが、なかなか温泉城を攻略することができませ 続きを読む>
2020.03.25 但馬PLACE VOL.19 革雑貨工房 KOMOREBI 古き良き風情が漂う、兵庫県朝来市竹田。「竹田城跡」は天空の城としても名高く、雲海シーズンには城下町に多くの人が絶景を求めて訪れます。 そんな竹田城跡のふもとにある革雑貨工房「KOMOREBI(コモレビ)」。レザーブランド「haaki Leather」のアトリエです。 ― 天空の城下町に皮の息吹 「作品には“バケッタ製法”でな 続きを読む>
2020.03.23 但馬STYLE VOL.29 守山 洋輔さん《香美町》 兵庫県香美町出身の守山洋輔さん。「多くの人にサッカーの楽しさを伝えたい」と、但馬知的障がい者サッカー連盟を立ち上げました。 ―障がい者スポーツとの出会い 兵庫県社会福祉事業団に入職し、豊岡市出石町にある障害者支援施設「出石精和園」に勤める守山さん。幼い頃からサッカーが好きで、プロサッカーチームである東京ヴェルディのジュニアユ 続きを読む>