但馬CULTURE VOL.64 旬の味 ハタハタの西京漬け


山陰地方の名物・ハタハタ。兵庫県新温泉町浜坂にある「山米鮮魚」の『ハタハタの西京漬け』は、「地場の魚をおいしく食べてもらいたい」という3代目・山本静夫さんのこだわりが詰まった逸品です。

―こだわりの食材

“体に優しくて安心安全な商品づくり”をモットーとする山米。素材の旨みを最大限に引き出すため、添加物は一切使わず調味料にこだわりました。兵庫県内の優れた特産品に与えられる「五つ星ひょうご」にも、2016年度に認定されています。

味噌は西京漬けのためにオリジナルで作ったものを使用しました。味噌づくりに必要な塩や大豆も社長自らが指定して、地元の味噌屋に頼んで作ってもらっています。お酒は全国の様々な料理酒を試した中から、アミノ酸の含有量が多い高級純米酒「蔵の素」をセレクト。こちらを使用することで、コクの出方が他とは全然違うといいます。

―旬の地魚を味わう

ハタハタは脂がのった旬の時期に獲れたもので、刺身でも十分美味しい新鮮なものを西京漬けにしています。頭を落としてしっかり下処理した後、余分な水分を取り除いて、味のムラを防ぐため1匹ずつ丁寧に手作業で特製の味噌に漬けて仕上げました。5日ほど漬け込んでから、その日のうちに急速冷凍しているので、いつでもおいしい状態が家庭で味わえます。

家庭で食べる時は、焦がさないようにとろ火でじっくり焼き上げるのがコツ。焼いていると、なんとも香ばしい香りが食欲を刺激します。身もプリッとしていて、脂がのったハタハタの甘みが口の中いっぱいに広がる味わいはまさに絶品。ご飯のおかずはもちろん、日本酒の肴にもぴったりです。

―もっと手軽に魚を食べて

「若い人たちにももっと魚を食べてもらいたい」という思いから生まれたこの商品。焼くだけで本格的な味が家庭でも味わえるので、料理が苦手という人にもオススメです。

栄養素が豊富で低カロリーとされるハタハタ。干し魚のイメージが強いですが、西京漬けにも相性抜群です。目利きのプロが厳選する地元の魚と無添加にこだわった自慢の一品。この最強の組み合わせをぜひご堪能あれ。

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■山米鮮魚
[所]美方郡新温泉町三谷224-1
[問]0796-82-05030

(HP)http://www.yamayone.com/

 

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