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2023.06.05
但馬CULTURE VOL.87 レトロな町並み広がる 旧街道 【朝来市】
旧国道9号沿いに発展した兵庫県朝来市山東町矢名瀬町(やなせまち)は、国道9号と427号が交差し絶え間なく車が行きかう流れのその向こうに位置します。 周囲に濃い緑が生い茂る山々、涼しげに流れる柴川が見受けられるこの町は、山陰街道の分岐点になっていたことから江戸時代には参勤交代に向かう大名行列が休息の地として本陣を構え、要所とし
2023.04.26
但馬CULTURE VOL.86 北近畿最大級の古墳数のまち養父市大薮
円山川沿いの県道104号右岸道路から千石橋の交差点を北東へ、真っ直ぐに伸びる道の先にある兵庫県養父市大薮(おおやぶ)。 同市の地名のルーツの一つといわれ、100基を超える古墳を有し、江戸時代には侍が住んでいたという歴史を持つまちです。 ―歴史あるまちを歩く 大薮地域は扇状地(せんじょうち)というすぐ側の山から流れ出た水や土砂
2023.03.31
但馬CULTURE VOL.85 登山家・加藤文太郎の軌跡
兵庫県美方郡新温泉町浜坂が誇る登山家・加藤文太郎は、大正から昭和初期にかけて活躍した社会人登山家です。同じ但馬出身の冒険家”植村直己”にも影響を与えました。 「単独登擧(たんどくとうはん)の加藤」、「不死身の加藤」という異名をもち、新田次郎氏の名作「孤高の人」のモデルにもなっていることで知られています。 彼の生涯について、同
2023.03.01
但馬PLACE VOL.26 「ほたるの里」 養父市奥米地
春は桜、夏はホタル、秋は紅葉、冬は一面の雪景色など四季折々の豊かな自然を持つ兵庫県養父市奥米地(おくめいじ)。特に6月にはゲンジボタルが飛び交う名所として有名です。 そんな奥米地には宿泊施設をはじめ、カフェや自然学習施設などがあり、ホタルをシンボルとした地域づくりが行われています。 ― 奥米地は昔と今が共存する場所 奥米地は
2023.01.31
但馬CULTURE VOL.84 人々から崇められる足痛の神様
のどかな田園に囲まれた兵庫県豊岡市中郷(なかのごう)地区。 ここに鎮座する「葦田神社(あしだじんじゃ)」は、地元で「あいたっつあん」と呼ばれ、足痛を治す神様として崇められています。 ―天日槍(あめのひぼこ)の家探し その昔、湖の底であった但馬を但馬開発の祖である天日槍が、津居山の岩山を切り開いたことで、水流を作りだんだんと美
2022.12.20
但馬CULTURE VOL.83 大乗寺の襖絵
兵庫県美方郡香美町香住区に佇む「大乗寺」は、江戸時代の絵師・「円山応挙」とその弟子たちの手で描かれた襖絵が多く収納されていることから別名「応挙寺」としても親しまれています。 普段襖絵は保存のため再製画が展示されていますが、現在13年ぶりに、特別公開が行われています。(2022年12月時点) ―「大乗寺」とは 「大乗寺」は天平