但馬STYLE VOL.40 養父市国際交流協会《養父市》


2023年現在、兵庫県養父市で暮らす外国出身者は100名を超えています。今年30周年を迎える養父市国際交流協会は、多文化共生社会の推進のため活動しています。

―30年続く国際交流

前身である「養父町国際交流協会」が発足したのは1993年。中国からの外国人研修生を受け入れたことがきっかけでした。
「他にもベトナムやカンボジアなど、様々な国の方が養父市に来られてますよ。来日のきっかけも、技能実習生や英語教師のALT、結婚などいろいろです」
そう教えてくれたのは事務局の村上隆司さん。同協会発足当時からこの活動を続けています。

―悲願の日本語教室

協会のメイン活動は、誰でも参加できる無料の日本語教室です。2012年6月、民間人有志が中心となって、養父市に念願の日本語教室が開かれました。

講師を務めるのは経験不問、やる気のある人だけで、20〜30代の若者の姿も目立ちます。生徒は20名ほど参加しています。老若男女が集う教室内は活気に満ちていますが、「最初は生徒が少なくてね」と村上さん。

「彼らは仕事をしに日本に来ていて忙しいし、残業があると教室の時間と合わなくて。でもこちらもぜひ参加してほしいから、会社まで生徒を迎えに行くこともありました。他にもチラシを配ったり、市の広報に掲載したり。知名度が上がると会社も興味を持ってくれるようになり、自社の研修生のために送迎の車を出す会社も出てくるなど変化がありました」

日本語教室は毎週木曜の夜7時30分から、養父市民交流広場の会議室で開催しています。日本語を習いたい人、教えたい人、どちらも年齢・経験問わず随時募集しています。

―芸術で心を一つに

日本語教室以外にも、コンサートや映画鑑賞などイベントも行なっています。協会が発足して30周年となる今年は、アフリカの伝統楽器奏者によるアフリカ音楽のコンサートを企画。「養父で響かせたい音がある!届けたい歌がある!養父であなたと分かち合いたいときがある!再び!!アフリカンコンサート」と銘打って、11月26日(日)にビバホールにて開催します。(前売り券はビバホールにて販売)

「2015年以来の凱旋コンサートです。前回は観客でホールがいっぱいになりました。観客は国籍関係なくみんな喜んでいて、音楽を通して一つになれたのではないかと感じるコンサートでした」と村上さんは振り返ります。

―人々の支援と共に

これらの活動は協会メンバーの支援に支えられています。
「市内で暮らす外国人の数は年々増えています。生活のうえで困りごとはいろいろありますが、言葉の壁は特に大きい困難ではないでしょうか。自動車免許が欲しい、近所の人と仲良くなりたい、子どもの学校のプリント内容を理解したいなど、勉強したい理由は様々です。ボランティアの人数も増えていますが、もっと多くの人々にこの活動を知ってもらい、気軽に見学に来てほしいです」

イベントは誰でも参加可能です。外国語が話せなくても大丈夫。文化の垣根を越え、異国の友人たちに会いに来てはいかがでしょうか。

LINK UP   養父市国際交流協会

■国際交流協会事務局
(問)090-5090-2469(村上)
(Mail)himajakeitai@gmal.com
PICKUP