但馬STYLE VOL.15 太田 博章さん《豊岡市》


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本日ご紹介させていただくのは、第8期但馬夢テーブル委員会(地域ビジョン委員会)委員長に選任されました太田博章さん(1970年生まれ)です。
但馬夢テーブル委員会とは・・・・但馬地域住民が主体となって但馬地域のめざすべき将来像(「自立の郷」「賑わいの郷」「癒やしの郷」「慈しみの郷」)を実現するため、地域づくり活動の提案を行い、地域住民と行政が「参画と協働」のもとに行動を起こします。

― 家族とふれあう時間を求めて故郷へ

 太田さんは豊岡で産声を上げ、高校まで豊岡で過ごし、大阪の大学に進学しました。大学卒業後は京阪神で就職し、時間に追われた日々を過ごしていました。結婚、子どもが誕生したとき、家族とふれあう時間を十分持てない毎日に、「これでいいのか」と考えるようになったそうです。

 というのも、太田さんは幼少のころ、家族とのふれあいの時間が多く、よく車で一緒に出かけることがあり、その時に聴いたカーペンターズの「ライブ・イン・ジャパン」が記憶に残っています。お姉さんも音楽好きで、特にビートルズのファンで一緒によく聴いていました。そのような家族とのふれあいを思い出し、時間に追われ家族とのふれあいがないのはいけないと、家族と一緒に豊岡に帰る決心をしたのです。

― 夢テーブル委員として新しい風を

 豊岡に帰ってからは、家族との時間が持てるようになり、気持ちにもゆとりが持てるようになりました。豊岡商工会議所青年部に誘われて参加したり、小学校のPTA会長を仰せつかり、「マイドリーム」のお題で子どもたちに話しをする中で、自分の心の底にある、人とのつながりや人を大切にする想いに磨きがかかり、さらに人脈が広がっていきました。

 そんなとき、JCで活躍され、また、小学校のPTAで縁のあった夢テーブル委員の先輩に、「この活動にぜひ参加して、力になってほしい」と熱く誘われ、夢テーブル委員会に新しい風を吹き込むべく、奥さん(佐千子さん)とともに参加することを決められたそうです。

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― 但馬への熱い想いを歌にのせて

 夢テーブル委員会の活動に参加してみて、商工会議所青年部時代に培ったまちづくりのノウハウが役に立っているということが分かりました。

 第6期から第7期へと移っていく頃に、ある委員の仲間から「そろそろテーマ曲作んねーな」と強力な要請を受け、曲を作ることを決意。イメージからリズムを作り、当時の委員長浮田さんの「夢をカタチに」の思いと、自分自身が抱く「夢を語れ」の思いの言葉を紡いでいき、半年がかりで但馬夢テーブル委員会のテーマソング「今、君が夢を語れ」を完成させました。

 但馬を誰よりも愛する男でもある太田さんは、『「僕らには夢がある」からの歌い出しから「夢はつづいていく」「そんな場所になるように夢を語れ」までがひとつのストーリーになっていて、いろいろな人に共感してもらえる曲になれば良いな』と熱く語っています。

 幅広い年齢の方々との縦のつながりと、但馬全域から参加されたビジョン委員同志の横のつながりを大切にしながら、但馬が大好きで、但馬に対する熱い思いを持った太田さんが委員長を努める「第8期但馬夢テーブル委員会」の8つのグループがいよいよ活動開始となります。

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LINK UP 太田 博章

■夢但馬FB
(FB)https://www.facebook.com/yumetajima/

■但馬夢テーブル委員会FB
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■兵庫県但馬県民局のHP(地域ビジョン)
(HP)http://web.pref.hyogo.lg.jp/tjk04/vision.html

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