多くの文人墨客に愛された山陰の名湯「城崎温泉」。まちの中心を流れる大谿川に沿って温泉街が連なっており、7つの個性豊かな外湯をめぐる名物「外湯めぐり」やまち歩きなどが楽しめます。海が近いこともあり、夏は海水浴、冬はカニ料理を求めて多くの観光客が訪れる名所です。
城崎温泉とその周辺地区で春と秋に開催されている「城崎温泉泊覧会(通称:城崎オンパク)」。開催期間は春秋ともおよそ1ヶ月で地域の歴史・文化や自然、食物などの魅力に触れる体験型ツアーやプログラムが企画されています。この秋は10月9日(金)~11月15日(日)が開催期間となっています。
城崎の3人の僧侶とスナックをめぐる大人気の「城崎スナックはしごツアー」をはじめ、古式入湯作法を学ぶプログラムや麦わら細工づくり、座禅、写経など歴史・文化を体験するプログラム。カバンづくりや写真教室、ジオカヌー、ツリーイング、トレッキングなどのアクティブなプログラム。松葉ガニと香住ガニの食べ比べや日本酒講座、生菓子づくりなどの味覚の体験プログラムなど、充実のラインナップ!普段では味わえないディープな体験プラグラムから、「セイウチのヒミツとフシギ」と「猫崎半島ハイキング」をご紹介します!
― 迫力満点、その距離0cm!セイウチに触っちゃおう「セイウチのヒミツとフシギ」。
城崎温泉からすぐの城崎マリンワールドでは、大人気のセイウチのひげや身体に触れる体験ができます。体重約550kgの大きな身体にここまで近づけるなんて感激!セイウチのすぐ側で生態のヒミツやフシギを、飼育員さんが楽しく教えてくれます。吐息を感じるほどの距離でひげにタッチすることもできます。
セイウチに間近で出会うと驚くのはその大きさと迫力。イルカ・アシカショーやガラス越しなど、普段は触ることのできない場所にいるセイウチしか見たことがなかった分、登場した時に怖じ気づいてしまう人も。しかしそんな印象はすぐに吹き飛びます。飼育員さんの説明にあわせて動くセイウチの仕草から、ガラス越しでは分からない可愛らしさが溢れてきます。ひげを触らせてもらう時は、セイウチがひげをわざわざ上に向けてくれるんです!その仕草にファンになってしまう人も多いはず。ひげの感触は、ぜひ実際に触って体感してみてくださいね。
◎城崎オンパク期間の開催日:10/18(日)・10/25(日)・11/1(日)
→ プログラムの詳細・申込・問い合わせ先はこちらから
― 美味しい空気が最高のスパイス!兵庫県最北端で「おしあげむすび」を食す。
城崎温泉から車で15分ほど、兵庫県最北端に位置する岬「猫崎半島」。東西から眺めるとキューピーが寝ている姿に見えるため、「お昼寝キューピー」と呼ばれ親しまれています。次に紹介するのは、メッセージを書いた木のハガキを投函するため県最北端にあるポストを目指すというプログラム。猫崎半島をハイキングし、先端でポストに投函して「おしあげむすび」を食べます。
インストラクターの案内で、植物や昆虫についての説明を聞きながら先端を目指します。マイナスイオンに溢れた山の中を歩くと、その季節ごとの植物や木々が楽しめ、自然と触れあえます。中盤になると、急斜面や上り下りが続くところがありますが、その疲れを和らげてくれるのが猫崎半島の自然と日本海の景色。上から眺める竹野のまち並みや美しい海の景色、普段目にしないような蝶々が飛んでいたり、木々の間から海の青色が見えたりと心が癒されます。
そして辿り着いた先に待っていたのは空と海のブルーが広がるパノラマの景色!猫崎灯台からは見渡す限り日本海の絶景が広がり、長い道のりを歩いてきた疲れも吹き飛びます。すると「こんなところにポスト!?」という位置にひっそりと置かれているポストを発見。木のハガキを投函すると、満足感と達成感が溢れてきます。
ここでお待ちかねの「おしあげむすび」の時間。「おしあげむすび」は竹野に伝わる郷土会席「おしあげ料理」からヒントを得て作られたもので、竹野産のコシヒカリや誕生の塩、地元の醤油などを使ったおにぎりです。清々しい景色に囲まれて食べるお弁当は絶品!新しい魅力に出会える体験プログラムにトライしてみよう!
◎城崎オンパク期間の開催日:10/18(日)・10/24(土)
→ プログラムの詳細・申込・問い合わせ先はこちらから
LINK UP 城崎温泉泊覧会
■城崎温泉泊覧会 [所]城崎温泉街及び山陰但馬地方各所 [問]城崎温泉泊覧会実行委員会(城崎温泉観光協会内)0796-32-3200 [料]プログラムにより異なる(要予約) [申込方法]各プログラムに記載されている申込先、 または公式Webサイトよりお申込み/詳細は下記webサイトから (HP)http://kinosaki-onpaku.jp/ (FB)https://www.facebook.com/kinosaki.onpaku?fref=nf |