2013.08.05
前田周助
但馬牛改良の祖。牛飼い坊主と呼ばれ、生涯を但馬牛の改良に尽くしました。私財を投げ打って手に入れた雌牛は年々良い子牛を産出す、系統は「周助蔓」と呼ばれ今日の「但馬牛」の基礎となりました。
2013.08.05
赤松広秀
最後の竹田城主である戦国武将。播磨の名門・赤松氏の一族で、龍野城主の後、豊臣秀吉に従い竹田城主となりました。現在の総石垣の城は広秀の時代に完成しました。善政をしいたことで知られ、朝来市の法樹寺に墓所、養父市八鹿町に供養塔があります。
2013.08.05
森はな
児童文学作家。32年間、小学校教師を務めた後、『じろはったん』を出版し、日本児童文学者協会新人賞を受賞しました。遅咲きの新人として、ぬくもりのある名作を残しました。
2013.08.05
山田風太郎
忍法帖シリーズで知られる作家。戦後の荒廃した世相を背景とした多くの推理小説や明治期の人物や事件を扱った明治伝奇小説を発表しました。故郷(養父市関宮)には記念館が開設され、自筆原稿や創作ノート、愛用品などが展示されています。
2013.08.05
上垣守国
養蚕の先進地であった陸奥国伊達郡福島から蚕種を持ち帰り、蚕種改良に尽力するなど、養蚕を但馬、丹波、丹後地方に広めました。1802年に『養蚕秘録』(全3巻)を著し、フランス、イタリア等で翻訳されました。昭和初期の養蚕住宅を復元した上垣守国養蚕記念館 は、当時の養蚕農家の暮らしを忠実に再現しています。
2013.08.05
ミラクルひかる
ものまねタレント。宇多田ヒカルのものまねでブレイクし、その他にも美空ひばりや中島美嘉、YOUなど多数のレパートリーがあり、テレビ・ラジオなどで活躍してます。
2013.08.05
志賀直哉
白樺派を代表する小説家。「暗夜行路」「和解」などの代表作で知られます。大正6年、城崎温泉での静療養生活の体験をもとに執筆した「城の崎にて」は、心境小説として高い評価を受けています。
2013.08.05
植村直己
国民栄誉賞を受賞した世界を代表する冒険家。世界初の大陸最高峰登頂者となり、その後も北極圏12,000km犬ぞり単独行やグリーンランド縦断など、数々の冒険を成功させました。
2013.08.05
加藤文太郎
単独行の草分け的な登山家。但馬・関西・日本アルプスのほとんどを単独行で登頂し、単独行の加藤と呼ばれました。新田次郎の小説「孤高の人」のモデルとしても知られています。加藤文太郎記念図書館には遺品や資料が展示されています。
2013.08.05
能見篤史
阪神タイガース所属のプロ野球選手(投手)。2013ワールドベースボールクラッシックの日本代表にも選ばれました。左腕から繰り出される投球は奪三振が多く、タイガースのエースとして活躍しています。
2013.08.05
東井義雄
村を育てる教育を実践した情熱の教育者。教育制度が変わる中、小学校教師として実践記録「村を育てる学力」を出版しました。文部省教育功労賞、広島大学ペスタロッチー賞などを受賞。東井義雄記念館には蔵書3,850冊が納められています。
2013.08.05
沢庵和尚(宗彭)
禅僧で、沢庵漬け考案者・重用者と言われています。37歳で大徳寺154世住持に出世。48歳で地元の宗鏡寺に帰り、投淵軒を建てて、多くの書画・詩文を残しました。紫衣事件では出羽国に流罪となりますが、後に許され、徳川3代将軍・家光に重用されました。
2013.08.05
斎藤隆夫
大正、昭和前期に活躍した政治家。「憲政の神様」と称され、昭和11年の「粛軍演説」、昭和15年の「志那事変処理に関する質問演説」で、軍部やファシズムに対抗しました。戦時下の翼賛選挙では軍部からの妨害をはねのけ、非推薦ながら最高点で当選しました。
2013.08.05
今井雅之
俳優、脚本・演出家。「THE WINDS OF GOD」 で平成3年度文化庁芸術祭賞(原作・脚本・演技)、映画「静かな生活」で平成8年日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞しました。代表作「THE WINDS OF GOD」は海外公演でも高い評価を得ており、映画化もされています。
2013.08.05
赤木正雄
技術者、政治家。日本の治水砂防に一生を捧げ、砂防の神様とも呼ばれています。内務省で全国の砂防工事を指導し、赤木砂防を普及させました。SABO(さぼう)は世界共通語となり、その功績に対して文化勲章が贈られています。
2013.08.05
伊藤清永
女性美の表現技法を生涯追求し、日展と白日会を中心に活躍した文化勲章受章の洋画家。故郷の城下町出石には功績を讃えるとともに、作品を展示する美術館があります。
2013.08.05
但馬聖人・池田草庵
「但馬聖人」と呼ばれる幕末の儒学者。1847年、故郷に私塾「青谿書院」を建立し、延べ673人に及ぶ門弟を育てました。門下生には北垣国道、原六郎等、明治・大正期に活躍する逸材を輩出しています。
2013.08.05
北垣国道
若い頃は池田草庵の青谿書院で学びました。北海道庁長官、拓殖務次官、貴族院議員、枢密院顧問官等を歴任し、京都府知事時代には琵琶湖疎水工事を完成させました。