香住鶴「秋の蔵まつり」に行ってきました


11月1日・2日(土・日)に香住鶴 福寿蔵にて開催された「秋の蔵まつり」、その初日にお邪魔してきました。
平成15年に小原地区に酒造を全面移転して以来、毎年春と秋に「蔵まつり」を行っておられます。

店内は、蔵まつり限定の量り売り生原酒や酒を使ったオリジナル商品などを手にしたお客さんで大賑わい。
蔵の外では、野菜、うどんやししゃも、蔵人さんによるどて焼きや燗酒の販売などの屋台をはじめ、ポップコーンやスーパーボールすくいなど子供も楽しめるものもたくさん出ていました。
今回初めての試みである奈良漬体験も男女問わず参加されており、辺りに酒粕の甘い香りが漂っていました。

福寿蔵では普段から蔵見学が可能ですが、この日は杜氏さんによる詳しい解説、原酒の試飲など蔵まつり特別仕様で行われました。香住鶴を中心とした日本酒の話を、蔵人が知る過去の出来事なども絡めながらわかりやすく教えていただき、たいへん興味深かったです。

11年目となり、すっかり定着した春と秋の蔵まつり。
福本社長曰く、マンネリ化もありこれからどうしていくべきかが課題とのこと。落ち着いてきてからも考えることはつきませんが、今後香住鶴がどんなことをやっていかれるのか、一ファンとしてとても楽しみです。