神子畑フェスに行ってきました。
かつて明延鉱山の選鉱施設として操業していた「神子畑選鉱場跡」で施設の形に合わせて映像や光を照射する「プロジェクションマッピング」が10月4日(土)に上映された。
「神子畑選鉱場跡」はその巨大さ故に東洋一の選鉱場と称され、夜も眠らず稼働し続ける姿は不夜城とも呼ばれたが、金属価格の変動により、1987年に明延鉱山が閉山すると神子畑選鉱場もその役目を終えた。
「在りし日の不夜城の姿を、見てみたい」
そんな人々の声に応えるかのように、神子畑選鉱場が操業停止から27年の時を経て一夜限りの復活を果たした。
この催しは、養父、朝来市の鉱山の魅力を発信する「鉱石の道フェア」の一環で、近代化産業遺産の選鉱場を観光スポットにしようと取り組む市など初めてが企画し、一年半の準備期間を経て開催された。県内外から定員を大幅に上回る2666人の応募があり、抽選となった。
当日は、約1200人の参加者が27年の時を経て、眠りから覚めた不夜城の輝きに思いをはせた。
また、同会場では各地の特産品販売やステージイベントも開催され、来場客を楽しませた。