但馬はゆく!第1回「モノの伝え方」開会!2014.06.01


有限会社BACH代表・ブックディレクターの幅允孝氏を招き、但馬はゆく!第1回「モノの伝え方」のセミナーが「豊岡1925」を会場にして行なわれました。

  定員を超える60名の参加者で会場は超満員!交流会にも20名以上 が参加し、それぞれの活動の課題や悩みについて、講師を囲んで積極的に意見交換を行ないました。

              −会場の様子−                             −交流会in豊岡1925−

            −三木屋ライブラリ−

大切なのは「何を選んだか」より「どう差し出すか」
・書籍のネット販売の普及に触れ「本屋に人が足を運ばなくなり、冷めていく現状を見てきた。人がいる場所に本を持って行こうと思った」
・人が情報を得る方法が、ネット検索が普及して断片的になっているなか、「何を選ぶかが重要だった”セレクト(選択)”の時代から、選んだものを何と並べてどう差し出すかといった”エディット(編集)”がより大切になっている」そして、その中で”自分の薦めたいモノ”を伝えていくには、「個と徹底的に向き合って細やかな慮(おもんばか)りで差し出すことが必要。そうやって1人1人に響くこことこそが全体への波及につながっていく」
・「出会わせ方で本という紙束はまだまだ効く存在。やり方によっては届く可能性、余白があると感じてくれたら嬉しい」