40年ぶりに復活した女代神社の「茅の輪くぐり」


 

『夢但馬2014』事務局です。
今日から7月! 快晴! 気持ちの良い海開き!

さあ、一年の半分が過ぎました。この時期ならではの伝統行事と言えば、「夏越の大祓(なごしのおおはらい)」。残り半年を無事にすごせますように、蒸し暑い夏を健やかにすごせますようにとお祈りし、「茅の輪(ちのわ)」をくぐります。こうして、半年間に体にたまった穢れ(けがれ)を落とすのです。
そんな神事が、豊岡市九日市にある女代(めしろ)神社で行われました。女代神社では、40年間途絶えていたこの神事を、2007年に復活させたのですよ。日曜日には100人もの方が茅の輪くぐりに参加されました。

You can see a large circle of grass placed at Meshiro Shrine in Tajima at the end of June. We pass through this circle and pray to live in health and in peace during hot summer and for the rest of this year. We Japanese are about to reaffirm how important traditional seasonal event is to us.

女代神社の茅の輪くぐりは、来年も6月最終週の日曜日に行わる予定。今からチェックですね! それにしても、“穢れを落とす”という日本独特の感覚、素晴らしいと思いませんか。
ちなみに、茅の輪に使われている茅(ちがや)は、大屋川の河川敷で刈られたもの。但馬内で人・モノの循環が、もっともっと進みますように。(K)

但馬民族芸能応援隊
但馬各地の民俗芸能の継承・復活を支援している任意の団体です。随時会員募集中。問い合わせは、岡さん(0796-22-4386)へ。

女代神社 ホームページ
http://www12.ocn.ne.jp/~mesiro/

※写真提供:三木さん