但馬のお米


『夢但馬2014』事務局です。
但馬はね、食べ物なんでも美味しいんですけど、特に米が本当に美味いんです!
僕の但馬に来てからの朝ご飯は大抵、炊きたてホカホカの但馬の米に、卵と豊岡市但東町の卵かけご飯専門店「但熊」の卵かけご飯専用醤油をぶっかけて食う卵かけご飯と味噌汁!それだけ!それだけでめちゃくちゃ美味い!朝から「生きるって素晴らしいー!」と叫びたくなるような生の喜びを噛みしめられます。

但馬の数多いおいしいブランド米を全て挙げているとFacebookの投稿欄では納まりきらないのですが、例えば「村岡米」と「蛇紋岩米(じゃもんがんまい)」。「村岡米」はいわばお米のモンドセレクション、日本最大規模のお米のコンクール「第14回米・食味分析鑑定コンクール(※1)」にて金賞を獲得したお米で、平成18年に初出品して以降、6大会すべてにおいて、入賞しているおいしさに折り紙つきのお米。炊きあがりツッヤツヤでもう見た目から美味いです。

そして僕が最近注目している「蛇紋岩米(じゃもんがんまい)」。「きゃりーぱみゅぱみゅ」みたいに思わず口に出したくなる名前ですね「じゃもんがんまい」。名前も面白いんですが、実力もすごくて、名前の由来通り但馬地域の養父市の一部にある蛇紋岩帯でとれた米のことを「蛇紋岩米」というんですが、全国にある蛇紋岩帯の中でも、まとまった米の量がとれるのは但馬地域だけみたいで、そこで育まれる豊かな土壌や、兵庫県最高峰の氷ノ山から流れる清らかな水、但馬地域特有の昼夜の寒暖差(※2)などの相乗効果によって「幻の米」ともいわれるめちゃくちゃ美味い米になるそうです。何がすごいって無印良品の「Café & Meal MUJI」で取り扱われてますからね。本当にこだわったいいものしか使わないですよ「MUJI」は。
すごいぞ「じゃもんがんまい」。

ネット販売ももちろんありますし、豊岡市に立ち寄っていただければファーマーズマーケット「たじまんま」で1kgからの量り売りもあります。
僕の持論で「お米だけにはこだわるべき」。ご飯がおいしいだけで本当に幸せになりますから。但馬の米のすごいところは、普通に作ってもおいしい土壌と気候に恵まれてるのに、例えば有機肥料を使ったり、農家の皆様が丁寧にこだわってお米を作っているところにあります。ぜひ一粒一粒からあふれ出る但馬の食文化のうまみを味わって下さい!イイネ!(T)

たじまのブランド米の紹介はこちらから「JAたじま公式ホームページ」
http://www.ja-tajima.or.jp/agricultural/rice/
→ネット販売はこちら
http://www.rakuten.co.jp/jigomeya/

「但熊」
http://www.eonet.ne.jp/~tankuma/

「たじまんま」
http://www.ja-tajima.or.jp/tajimanma/

「Café%Deri MUJI」
http://www.ja-tajima.or.jp/agricultural/rice/

※1 食味とは、「アミロース」「タンパク質」「水分」「脂肪酸度(玄米)」の4つの成分を測定し、食味方程式により食味値で図られます。簡単に言えば「おいしさ」の基になる要素を数値で図れちゃうんですね。科学ってすごい。

※2 何故寒暖差があればお米がおいしくなるのか。それは、稲は他の植物と同様、昼間に太陽の光を受けて光合成をするんですが、この時に作られるのが「デンプン」です。昼に作られたデンプンは、夜になると穂へと蓄えられるんですが、デンプンがたくさん蓄えられれば、お米も成長し、味も良くなくなっていくそうなんです。でも、夜間の気温が高くなってしまうと、稲が夜間にデンプンを消費してしまうためデンプンの蓄積量が減ってしまいます。人間でも夜暑いとなんか疲れとれないですが涼しいとよく寝れて次の朝快調ですもんね。そんな感じと理解していますが間違っていたらごめんなさい。