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俳優・志村喬


 『夢但馬2014』事務局です。
来週はお盆ウィークですね。
自分が生まれてきたルーツに思いをはせたり、残りの人生について考えを巡らせたり、いつもより「いのち」や「生きること」について、考える時間が多い時期かもしれません。

さて、「世界のクロサワ」こと黒澤明。スピルバーグやクリント・イーストウッドなど、ハリウッドの名だたる映画監督もファンだという世界で最も有名な日本の映画監督です。

そんな黒澤映画のほぼ全作品に出演しているスゴイ俳優が、朝来市生野町生まれの志村喬(しむらたかし)です。黒澤の代表作「生きる(1952年)」で、ブランコをこぎながら「いのちみじかし 恋せよおとめ・・・」とゴンドラの唄をくちずさむシーンは、永久不滅の名場面、NYタイムズにも「世界一の名優」として大絶賛されました。

彼の父親は生野鉱山の冶金(やきん)技師でした。志村少年が10歳のころに始まった第一次世界大戦により銅の需要が高まり、生野鉱山では増産体制がとられていきます。軍色に染まっていく大きな社会の流れを、利発だった志村少年はどのように見ていたのでしょう。そして戦争を経て「生きる」のブランコのシーンで見せたあの絶対的な絶望のまなざし、それでもやっぱり生きる、という希望。

彼が少年時代を過ごした鉱山職員宿舎は保存・修復され、現在、記念館として公開されています。ぜひ一度訪問してみてください。さあ、命短し、恋せよ乙女!!(K)

志村喬記念館HP
http://asago-net.jp/users/kousyataku/index.html
画像は志村喬記念館のパンフレトより

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