但馬はゆく! 講師・スピーカー紹介 『田口幹也』さん


『夢但馬2014』事務局です。
続いてご紹介する「但馬はゆく!」の講師・スピーカーは、田口幹也さん(1969年生まれ)です。

3.11を機に、東京からふるさとに戻ってこられた田口さん。久しぶりに暮らして実感する但馬の素晴らしさ。朝どれのトウモロコシ、炭火で焼く但馬牛、温泉街の風情、高原の爽やかさ、季節の移り変わり・・・なのに、その魅力をきちんと伝える「形・言葉」がないことに愕然とします。それを田口さんは「コミュニケーションの弱さ」だと言います。
ウェブやパンフレットの「デザイン」を変えて解決するものでは決してない。誰に何を伝えたいのか。目的は何か。徹底的に考え抜いた末に得られる「ブレない思考」を元に発信することこそが大切で、その先にようやくモノやまちの「ブランド化」が見えてくるのだと。

田口さんはまず、豊岡の菓子祭前日祭に関わります。お菓子の神様という日本で唯一の価値をどう活かすのか、誰に伝えるのか、そのためにはどんなクリエイティブで訴えていくのか。夜の実行委員会に参加し、メンバーの意識に働きかけ、開催内容とイメージを飛躍的に変えるのです。
現在は、豊岡市の大交流アクションプランアドバイザーとしてご活躍中。昨年、東京のヒカリエで開催された「豊岡エキシビション」は、「ええ?これが行政のイベントなの?」とびっくりされるくらい素敵な内容で、メディアに多数取りあげられました。

そんな田口さんに、「地域デザイン」についてお話ししていただきます。モノに自信はあるけれど、どうやって売ったらいいか分からない、課題があることは分かっているけれど、具体的に何をしたらいいのか全く分からない。そんな悩みのある方なら、ハッと気がつく「ヒント」に満ちたお話になること間違いありません。自分のことを「おせっかい」と言う田口さんに、個別に相談されるのもいいかもしれません! どうぞ楽しみにしてください。「但馬はゆく!」への田口さんの登場は7月の予定です(詳細はまとめて後日お知らせいたします)