但馬はゆく! 講師・スピーカー紹介 『宮垣健生』さん
さて、「但馬はゆく!」の個性的で素敵な10名の講師・スピーカーの面々をご紹介してきました。全5回全ての講演・交流会に、コーディネーターとして関わってくださるのが、今回ご紹介する宮垣健生さん(1979年生まれ)です。
宮垣さんは、東京の大学を卒業後、東京の大手企業でコンサルティング業務に従事。早朝から深夜まで仕事漬けの日々を過ごされます。やりがいのある毎日の中、ふと宮垣さんは思います。「こんなに必死にコンサルティングしていてもうまくいかないこと…の方が多い。コンサルタントという外部の第三者ではなく、現場で当事者として取り組まないと本当のコンサルティング(=経営改善)は行えないのではないか。」
悩んだ末に、「帰ってくるつもりなどこれっぽっちもなかった」ふるさとに帰り、「但馬信用金庫」に入庫します。しかしすぐに、東京でやっていた仕事のスピード感とのあまりの違いに、大きな危機感と焦りを感じます。「こんなにのんびりしていてはダメだ。地方は衰退するばかり。我々地域金融機関は何をすべきなのか。何よりも地域が元気でなければ!自分にできることは山のようにある!」 そして宮垣さんの挑戦が始まるのです。
豊岡市宵田商店街のカバンストリート事業への参画をきっかけに、どんどん地域に出て行きます。空き店舗を活用したイベントに中心人物として関わったり(おそらく但馬地域で開催された初めてのオシャレなクラフト市でした)、地元の士業従事者のネットワーク化を企画したり、但馬牛を飼育している青年が人手不足で困っていると聞くと、職員と共に放牧地の整備のお手伝いに駆けつけたり・・・まさに但馬中に出没。現在は、業務部次長の宮垣さんですが、宮垣さんほど但馬の現状を把握している「根っからのコンサル人」はいないのではないかと思うのです。ともかく、こんなに「金融業界人らしくない金融の人」は日本中を探してもいません。(信用金庫業界でも注目の若手の一人として見られているようです。)
「但馬はゆく!」で宮垣さんを見かけたら、ぜひ気軽にお声かけてみてくださいね。(詳細はまとめて後日お知らせいたします)。