城下町カフェ「竹田劇場」共同代表
松本智翔さん


 

『夢但馬2014』事務局です。
今日ご紹介するのは朝来市の城下町カフェ「竹田劇場」の共同代表・松本智翔さん(1975年生まれ)です。

松本さんは朝来市生まれ。日蓮宗法延山・妙泉寺の僧侶でありながら、建築士・ヘリテージマネージャーとしての一面ももち、建築を中心に家具、グラフィックのデザインも手掛け、「竹田劇場」の共同代表でもある。センスがあり、頭も良くて、そしてきっと”遊ぶ”ことも上手。まさに”多才”という言葉がぴったりな人物です。

そんな松本さんが地元の若手3組で共同代表として2012年11月にOPENした「竹田劇場(竹劇)」は、朝来市竹田の商店街の一番端にあります。 竹田といえば今や全国から観光客が訪れる”竹田城”のかつての城下町。 しかし、そんな”竹田城”の注目に対して、竹田の商店街のにぎわいは遠ざかったままで、空き屋がでたり、取り壊されたり、かつての風情が失われつつある現状があります。
まちの端といえば、普通に考えればお店を経営するにあたって不利な場所で、加えて”竹劇”の建物自体も歴史的にも価値のないものです。でも、あえてそんな所で“竹劇”をマネジメントできたなら、きっとまちの価値が再生できる。地元・竹田を愛する松本さんはそんな想いをもって”竹劇”をはじめたのです。

竹田劇場にはいつも個性溢れる面白い人たちが集まります。 それは松本さんの人柄、まるで“大木“のような存在感が大きいのでしょう。自分の存在を大きくも小さくも見せようとはしない、 決して気負わない自然体。 だからこそ、松本さんの周りには自然と色々な人が集まります。 TVで松本さんが取り上げられているのを見たジャニーズ“嵐”ファンがSNSで、「“嵐“5人メンバーのうち、3人の名前が入っている!」とつぶやいているのをWEBで見かけました。真面目な話、嵐3人分どころか5人にすら負けないアイドル性です。

竹田劇場は1階は喫茶スペースで、センスの良いレトロ風な落ちついた店内。そして2階には北欧雑貨や花屋、古着の店、そしてペットトリマーの店に木工作家の店まで並ぶとても楽しい構成です。竹田の近くによった時にはぜひ一度”竹劇”をのぞいてみてください。

今日も”竹劇”には楽しい仲間が集まって、但馬の新しい”物語”が生まれています。 イイネ!

※松本さんは写真右側の男性です。

竹田劇場ホームページ
http://takegeki.jugem.jp/

竹田劇場フェイスブック
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