NPO法人「あっと但馬」代表・岡坂遼太さん
今日ご紹介するのは、NPO法人「あっと但馬」代表・岡坂遼太さん（1989年生まれ）です。
岡坂さんは新温泉町用土生まれ。東京の電気通信大学を卒業後、故郷にUターン。2013年12月に、NPO法人「あっと但馬」を立ち上げました。
岡坂さんは小さな頃から本当に地元が大好きっ子でした。東京の大学に進んだのは、１度は但馬の外の世界を知る必要があるだろうと思ったからで、将来は町の役場で自分の大好きな地元に関わって発信していく仕事に就きたいとずっと考え…ていたそうです。
でも、その描いていた将来像も、大学でメディア・アートの研究を中心にしながら、“情報発信“を学んでいくうちに少しづつ変わっていきました。
外から１度眺めてみても、やっぱり地元・但馬は大好きだし、素晴らしいモノがたくさんある。それぞれ地元のために頑張っている人もたくさんいる。
でも、残念ながら情報発信の方法がわからなかったり、うまくいってない部分があって、大好きな地元がほとんど伝わっていない。
それは表面上、例えばよその誰かがホームページを作って発信の場所を作って解決するものではなくて、もっと根本から、発信の方法、技術、デザインをトータルでサポートして、地元の人が主体的に地域を発信できるようになる必要がある。
今は埋もれてしまっている地元・但馬のモノを発信する一助になりたいと考えた時、町の役場で働くのも魅力的だけれども、自分はもっと個々に近い距離で、情報発信に悩む人達にアプローチしていきたい。そんな想いで自らNPO法人「あっと但馬」を立ち上げる事を決意しました。
「あっと但馬」では、ホームページ制作から、その後実際に発信していくまで、“情報発信”をトータルでサポートします。在学中から情報の伝達はもとより、デザイン、マーケティングと自主的に広く学んできた岡坂さんは、“情報発信”の技術から考え方まで、どうにかしたいけれど方法がわからず悩んでいる地元の人が、自ら“情報発信“を行えるようになってほしいと考えているのです。
まだまだ「あっと但馬」はスタートしたばかり。
岡坂さんは但馬はゆく！のどこかの回にも参加される予定です。ぜひ声をかけてみてください。
今後「あっと但馬」からどんなあっと驚く事が発信されるのか大注目です。イイネ！
※岡坂さんはサポート業務の他にも、地方から高齢化社会の中で憬れの老後を発信していく「ばあコレ」という動画配信の企画も行なっていて必見ですよ。
https://motion-gallery.net/projects/baacolleProject
