2017.06.21
但馬CULTURE VOL.20  日本遺産に認定!鉱石の道探訪
姫路市、福崎町、市川町、神河町、朝来市及び養父市の6市町による「播但貫く、銀の馬車道 鉱石の道」が、2017年4月に日本遺産に認定されました。その中でも生野鉱山、神子畑鉱山、明延鉱山、中瀬鉱山からなる「鉱石の道」は、明治から昭和にかけて日本の近代化を支えました。 ― 日本を代表する鉱山王国 但馬  大同2年(807)に開坑し
2017.03.31
但馬CULTURE VOL.19  ご朱印ガール必見!「但馬七花寺めぐり」
人情深く自然豊かな兵庫県北部・但馬の国。そこに千古の歴史を秘めて、ひっそりとたたずむ七ケ寺の花霊場があります。 「但馬七花寺霊場」は平成24年に開創。人々の心を優しく柔軟にする花々は、生きた仏様のようです。各寺院では季節ごとに花々を楽しむことができ、荘厳な雰囲気は心を穏やかにしてくれます。 LINK UP 但馬七花寺 ■但馬
2017.03.15
但馬CULTURE VOL.18  お菓子の神様「タジマモリ」
タジマモリとは、「古事記」「日本書紀」に伝わるお菓子の神様「田道間守命(タジマモリノミコト)」のこと。誕生地は兵庫県豊岡市とされ、豊岡市にある中嶋神社では菓祖神としてまつられています。 ― 果実を求めて海を越える  遠い昔タジマモリは垂仁天皇の命を受け、遠い海の向こうの「常世の国」にあるという「非時香菓(ときじくのかぐのこの
2017.02.28
但馬PLACE VOL.10 『あさご暮らし』という選択
昨年の「住みたい田舎」全国第一位に輝いた朝来市。移住者の心をつかむ、その魅力に迫ります。 ― 様々な移住の可能性 地方移住でよく「Uターン」「Iターン」「Jターン」という言葉が使われます。「Uターン」とは、生まれ育った故郷から進学や就職を機に都会に行き、再び故郷へ帰ってくること。「Iターン」とは、生まれ育った故郷を離れ地方へ
2017.02.15
但馬CULTURE VOL.17  湯村の温泉力・ジオの恵み
山陰の名湯、兵庫県新温泉町にある「湯村温泉」は、今から150年前に慈覚大師が開湯したと伝わります。源泉「荒湯」からは98度の高熱泉が毎分470リットルも湧き出、湯けむりが立ち上がる独特の温泉情緒は、数多くの観光客を楽しませてきました。 ― 大地から湧き出る恵み 荒湯をはじめ湧き出す温泉については、区民の共有財産という認識の下
2017.01.31
但馬CULTURE VOL.16  朝倉山椒の秘密を探る
「朝倉山椒」または「朝倉さんしょ」は、農業特区である兵庫県養父市の特産品です。八鹿朝倉村の豪族朝倉氏とその地名から朝倉山椒の名がつきました。鮮やかな緑色をしており、一般的な山椒に比べると辛味がマイルドで、爽やかな香りが特徴です。その品質の良さから、高級品として古くから愛されてきました。 ― 栽培の秘密と歴史  その昔、豊臣秀
2017.01.25
但馬CULTURE VOL.15  かまくらで但馬牛焼肉
都会では経験できない体験に、毎年予約殺到の「かまくらレストラン&バー」。本物の雪で作ったかまくらの中で、但馬牛のバーベキューを味わえます。 ― スキー以外でも雪を観光資源に  ユニークなかまくらレストランは、香美町村岡区にある「たじま高原植物園」敷地内にあります。たじま高原植物園は、氷ノ山後山那岐山国定公園に指定され、兵庫県
2017.01.20
但馬CULTURE VOL.14  但馬の奇祭特集
但馬では多くの伝承や祭りが伝わり、各地で愛されてきました。その珍しい作法から、一部の祭りは奇祭と呼ばれ注目を集めています。では但馬各地で伝わる、その奇祭の由来はご存知でしょうか。 ― 豊岡市日高町松岡の「御柱祭(ばば焼き)」  春まっさかりの四月十四日。豊岡市日高町にある十二所神社前の円山川河川敷で、「御柱(おとう)祭」が開
2017.01.13
但馬CULTURE VOL.13  文学・映画のロケ地めぐり
豊かな自然を有する但馬は、多くの作品の舞台に選ばれてきました。その様々な表情は世界観を形作る土台として、また映像を整えるロケーションとして、彩りを添えています。 ― 豊岡市  豊岡市が誇る山陰の名湯「城崎温泉」は、昔から多くの文人墨客に愛されてきた情緒ある町です。その町並みは「駅は玄関、道は廊下で宿は客室」のように「城崎温泉
2016.12.26
但馬PLACE VOL.9 あさご高校社会活動部
兵庫県朝来市で活動している、架空の高校『あさご高校』の社会活動部。地元高校生が中心となり、地域に広がり続ける部活動が、もうすぐ二年目を迎えます。 ― 地域の集まりから、学生が発信する“部活動”へ  2015年2月から始まりました『あさご高校社会活動部』。この“あさご高校”は特定の高校ではなく、朝来に興味を持ち学ぼうとする、地
2016.11.16
但馬CULTURE VOL.12  関西唯一のスカイダイビングスポット
3,500m上空から地上へダイブ!空からの絶景に魅了される、スカイダイビングスポットです。 ― 豊岡にある関西唯一のスポット  豊岡市のコウノトリ但馬空港には、関西唯一!!ここでしかできない体験があります。それができるのは、空港西側格納庫にある「スカイダイビング関西」。一人からでも飛べる数少ないスカイダイビングスポットとして
2016.10.31
但馬PLACE VOL.8 Gocco
石垣の上に立つ白い壁には緑が茂り、窓にはコーヒーの看板が揺れます。懐かしさもあり新しさもある。佇まい自体が一つのアートのような不思議な空間、カフェ&ギャラリー『Gocco』をご紹介します。 ― 本気の『ごっこ遊び』  幹線道路から外れて住宅街を進んでいくと、ひっそりとした道沿いに趣ある建物が見えてきます。正面には古いバス停。
2017.02.22
但馬STYLE VOL.23 北田 茜さん《香美町》
 本日、ご紹介するのは、香美町地域おこし協力隊で、木の駅プロジェクトの“森のステーション美方”担当の北田 茜さん(1992年、堺市生まれ)です。 ― いっぺんで香美町小代のファンに  長身で明るい北田さんは、「学生の時、ゼミで小代に来たときからなんて人が温かくて景観が美しい所なんだろう。時間の流れが自分にぴったり。なんだろう
2017.02.21
但馬STYLE VOL.22 大森 梨紗子さん《朝来市》
 本日紹介するのは、画家でありエコライフを実践されている埼玉県出身の大森梨紗子(1980年生まれ 朝来在住)さんと夫のげんさん(1981年生まれ 朝来市在住)です。 ― 体にすんなり入ってくる場所に出会う  梨紗子さんは美大生のとき、ちゃんとアンテナを張っていれば、暮らしと制作に納得いく場と出会えるだろうと考えていました。そ
2017.02.20
但馬STYLE VOL.21 生田 明寛さん《養父市》
 本日ご紹介させていただく方は、なんと日本では1~2人しかいないスティールパン(カリブ海の島国、トリニダード・トバゴで生まれた打楽器)の製作者であり、調律師でもある、生田明寛(1982年城崎生まれ)さんです。 ― スティールパンを作りたい一心で海を渡る  生田さんは、京都在住の時友人に誘われて行った楽器店で、スティールパンと
2016.11.02
但馬STYLE VOL.20 中嶋 由紀さん《豊岡市》
本日ご紹介するのは、豊岡在住のピアニストであるとともに音楽を通じた地域づくり活動を行っている中嶋由紀さん(1975年豊岡市生まれ)です。 ― 生まれたときから一緒だった音楽  最近、ホームコンサートを始め、喫茶店やレストラン、お寺などいろいろなところで、コンサート・ライブが行われており、以前よりも気軽に音楽を親しむ機会が多く
2016.10.28
但馬STYLE VOL.19 田村 和樹さん《養父市》
本日紹介しますのは、孫ターンで大屋に移住し、有機農家(農園:Mill Leaf)をしている田村和樹さん(1978年西宮市生まれ)と、麻里奈さん(1983年大阪市生まれ)ご夫妻です。 ― 孫ターンで、この大屋へ  人口還流現象のひとつとして、Uターン(地方から都市部へまた元の地方へ戻る)、Iターン(都市部から地方へ移住)、Jタ
2016.10.26
但馬STYLE VOL.18 岡田 俊二さん《豊岡市》
本日ご紹介するのは、但東町で子ども対象に野外活動を行っているオカピ~こと岡田俊二さん(1977年豊岡生まれ)です。 ― 今の子供達は自然を楽しんでいるだろうか  豊岡生まれの岡田さんは、子どもの頃は、豊かな自然の中で、川遊びや、野遊びをして育ち、現在まで但馬を離れたことはありません。そのような楽しい記憶がいっぱいの岡田さんは