2013.07.18
居酒屋但馬
 『夢但馬2014』事務局です。「ビアフェス、今とても人気なのよ。但馬版フェスあればいいのにね。地酒とクラフトビール、とれたて野菜に、お魚、但馬牛。温泉街で開催なら、もう間違いなく泊まりツアーで行くよぉ!」 昨日お会いした大阪の女性雑誌編集者さんの何気ない一言です。そういえば、この間の観光関係の会議でも、「但馬って
2024.02.20
但馬STYLE VOL.44 豊岡の鞄工房 D.L.P.《豊岡市》
日本でも有数の鞄の産地・兵庫県豊岡市。ここに新たな風を吹き込んでいるのが鞄工房「D . L . P .」です。代表の岡森正明さんは、令和4年から但馬地方の特産品である「豊岡の鞄産業」と「但馬牛(たじまうし)」をコラボさせた「Tajima Cowhide(タジマカウハイド)」の製造に取り組んでいます。 同シリーズ名は「但馬牛革
2024.01.26
但馬STYLE VOL.43 TOYOOKA CENTRAL PARK 実行委員会 《豊岡市》
TOYOOKA CENTRAL PARK実行委員会では2022年より「TOYOOKA CENTRAL PARK~新しい遊びの創出」と題して飲食・SUP(サップ)・ボルダリングといった、今までSL公園になかった「遊び」の開催に取り組んでいます。  実行委員会名にあるTOYOOKA CENTRAL PARK とは、兵庫県豊岡市に
2023.12.20
但馬STYLE VOL.42 上垣河大さん《養父市》
ショコラティエとは、洋菓子の中でも特にチョコレートを専門に扱う職人のこと。素材の知識や扱い方はもちろん、温度管理など高い技術が要求されます。 兵庫県養父市大屋町から、世界で活躍するショコラティエ 上垣河大さんにお話を伺いました。 ―世界レベルのショコラを学ぶ 子どものころからお菓子づくりが好きだった上垣さん。10代から家業で
2023.11.27
但馬STYLE VOL.41 ブンダバー《新温泉町》
ブンダバーとは、ドイツ語で「素晴らしい」という意味で、主に兵庫県北部・但馬地域の子どもたちに向け活動を行っている自然体験団体です。 実際に自分たちで実験したり、見て触れて発見した体験は感動もひとしお。活動の一つである「大自然の科学教室」では「なぜだろう?」と思ったことを科学の力で解き明かしています。 ―ブンダバー の体験教室
2023.10.20
但馬PLACE VOL.26 「豊岡の台所」ふれあい公設市場
兵庫県豊岡市には、古くから住民の生活を支える市場があります。その一つがJR豊岡駅から東に伸びる大開通りと生田通りを結ぶ、千代田町の「ふれあい公設市場」。南北約70メートルの木造アーケードの架かる路地には、花屋から八百屋に鮮魚店、菓子屋、総菜屋、飲食店、薬局、写真館など、個性豊かな16店舗が軒を並べています。 ― 豊岡の台所と
2023.09.28
但馬STYLE VOL.40 養父市国際交流協会《養父市》
2023年現在、兵庫県養父市で暮らす外国出身者は100名を超えています。今年30周年を迎える養父市国際交流協会は、多文化共生社会の推進のため活動しています。 ―30年続く国際交流 前身である「養父町国際交流協会」が発足したのは1993年。中国からの外国人研修生を受け入れたことがきっかけでした。 「他にもベトナムやカンボジアな
2023.08.24
但馬STYLE VOL.39 藤田 正嘉さん《香美町》
空気の中を伸びやかで心地の良い音の余韻が広がっていく 「マリンバ(木琴)」と「ヴィブラフォン(鉄琴)」。材質や音の違いはあるもののどちらも鍵盤打楽器の一種です。 2020年1月にドイツから兵庫県美方郡香美町へ移住されたという神奈川県茅ヶ崎市出身の藤田正嘉(まさよし)さんは、これら2種類の鍵盤打楽器の奏者であり、作曲家でもあり
2023.08.08
但馬STYLE VOL.38 一般社団法人 ハチ北高原自然協会《香美町》
兵庫県美方郡香美町村岡区大笹(おおささ)にある「ハチ北高原」は、同町と養父市の間にそびえる標高1,221mの鉢伏山(はちぶせやま)から北側に広がる高原です。 春から秋はバードウォッチングに森林浴、オートキャンプ。冬は「ハチ北高原スキー場」でスキーやスノボなど自然アクティビティを満喫できます。 一般社団法人 ハチ北高原自然協会
2023.06.21
但馬CULTURE VOL.88 養父神社の狼像 《養父市》
「養父の明神さん」とよばれ、農業の神として地元の人に親しまれてきた兵庫県養父市養父市場の「養父神社」。 但馬五社の一つとして有名な神社でもあります。 初詣をはじめ鮮やかに色付く紅葉のシーズンに多くの人が訪れる同神社に珍しい石像があるのをご存知でしょうか。 ある伝説も交えてご紹介していきます。 ※但馬五社とは…但馬国を作った神
2023.06.05
但馬CULTURE VOL.87 レトロな町並み広がる 旧街道 《朝来市》
旧国道9号沿いに発展した兵庫県朝来市山東町矢名瀬町(やなせまち)は、国道9号と427号が交差し絶え間なく車が行きかう流れのその向こうに位置します。 周囲に濃い緑が生い茂る山々、涼しげに流れる柴川が見受けられるこの町は、山陰街道の分岐点になっていたことから江戸時代には参勤交代に向かう大名行列が休息の地として本陣を構え、要所とし
2023.04.26
但馬CULTURE VOL.86 北近畿最大級の古墳数のまち養父市大薮
円山川沿いの県道104号右岸道路から千石橋の交差点を北東へ、真っ直ぐに伸びる道の先にある兵庫県養父市大薮(おおやぶ)。 同市の地名のルーツの一つといわれ、100基を超える古墳を有し、江戸時代には侍が住んでいたという歴史を持つまちです。 ―歴史あるまちを歩く 大薮地域は扇状地(せんじょうち)というすぐ側の山から流れ出た水や土砂
2023.03.31
但馬CULTURE VOL.85 登山家・加藤文太郎の軌跡
兵庫県美方郡新温泉町浜坂が誇る登山家・加藤文太郎は、大正から昭和初期にかけて活躍した社会人登山家です。同じ但馬出身の冒険家”植村直己”にも影響を与えました。 「単独登擧(たんどくとうはん)の加藤」、「不死身の加藤」という異名をもち、新田次郎氏の名作「孤高の人」のモデルにもなっていることで知られています。 彼の生涯について、同
2023.03.01
但馬PLACE VOL.26 「ほたるの里」 養父市奥米地
春は桜、夏はホタル、秋は紅葉、冬は一面の雪景色など四季折々の豊かな自然を持つ兵庫県養父市奥米地(おくめいじ)。特に6月にはゲンジボタルが飛び交う名所として有名です。 そんな奥米地には宿泊施設をはじめ、カフェや自然学習施設などがあり、ホタルをシンボルとした地域づくりが行われています。 ― 奥米地は昔と今が共存する場所 奥米地は
2023.01.31
但馬CULTURE VOL.84 人々から崇められる足痛の神様
のどかな田園に囲まれた兵庫県豊岡市中郷(なかのごう)地区。 ここに鎮座する「葦田神社(あしだじんじゃ)」は、地元で「あいたっつあん」と呼ばれ、足痛を治す神様として崇められています。 ―天日槍(あめのひぼこ)の家探し その昔、湖の底であった但馬を但馬開発の祖である天日槍が、津居山の岩山を切り開いたことで、水流を作りだんだんと美
2022.12.20
但馬CULTURE VOL.83 大乗寺の襖絵
兵庫県美方郡香美町香住区に佇む「大乗寺」は、江戸時代の絵師・「円山応挙」とその弟子たちの手で描かれた襖絵が多く収納されていることから別名「応挙寺」としても親しまれています。 普段襖絵は保存のため再製画が展示されていますが、現在13年ぶりに、特別公開が行われています。(2022年12月時点) ―「大乗寺」とは 「大乗寺」は天平
2022.10.24
但馬STYLE VOL.37 巽 美幸さん《新温泉町》
カラフルなわたあめを連想させる、ふんわりとした優しい雰囲気のパステルアート。 兵庫県新温泉町で、みる人も描く人も笑顔にさせてくれるイラスト作りをしているのは、パステルアーティスト『笑顔配達人みぃゆ』の巽 美幸(たつみ みゆき)さんです。 ―パステルアートとは パステルとは、水彩やアクリル絵の具と並ぶ画材の一つで、赤、青、黄色
2022.09.29
但馬CULTURE VOL.82 但馬養蚕業の先駆者 上垣守国ゆかりの地
古くから養蚕が盛んだった兵庫県養父市には、明治の近代化により機械製糸業が隆盛を極めた大屋町蔵垣の集落があります。 優良な繭の生産地であった同市は、グンゼ株式会社の大規模な製糸工場が建てられ、西日本の養蚕の中心地域となったほどでした。 ―先駆者の存在と海を渡った書物 市で養蚕製糸業の礎を築いたのが「上垣守国(うえがき もりくに