但馬CULTURE VOL.12  関西唯一のスカイダイビングスポット


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3,500m上空から地上へダイブ!空からの絶景に魅了される、スカイダイビングスポットです。

― 豊岡にある関西唯一のスポット

 豊岡市のコウノトリ但馬空港には、関西唯一!!ここでしかできない体験があります。それができるのは、空港西側格納庫にある「スカイダイビング関西」。一人からでも飛べる数少ないスカイダイビングスポットとして、週末はもちろん平日も多くの予約客で賑わいます。この体験のために初めて豊岡を訪れる人も多く、高度3,500mまで上がることができるスカイダイビングスポットとしては、九州からも一番近いんだとか。オープン当初は「但馬空港スカイダイビングセンター」という名称でしたが、5年ほど前により分かりやすいよう改名しました。開業から11年。着々とスケールを広げ、さらなる活気に湧いています。

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― 初めてでも気軽にスカイダイビング

 何にも遮られない360°の絶景に興味はあるのだけど、イマイチ最初の一歩が踏み出せない。そんな人には、未経験でも気軽に挑戦できるタンデムコースがおすすめです。インストラクターに体を固定して飛ぶので、特別な道具や技術は必要はなし。約10分間の講習を受け、ジャンプスーツとハーネスをつけたら飛行機で空へ。そのまま上空3,500mに上り、大空に思いっきりダイブ!パラシュートが開いた後は、インストラクターが速度を調整してくれるので、ゆったりと空中散歩を楽しめます。

 また、ソロで飛べるようになりたい人には、スクールコースが用意されています。確かな技術を持つインストラクターに指導してもらえるので、着実にスキルが身につきます。

 どちらのコースも平日・週末問わず開催しており、一人からでも参加が可能。男女問わず一人での参加者も多いので、周りを気にせず飛びたい時に飛ぶことができます。

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― 安全を支える、今までとこれから

 手軽なスカイダイビングを可能にしているのは、「徹底した安全管理」と代表の甲斐健太郎さんは言います。パラシュートをじっくり点検しながら片付けることができる格納庫の広さも、安全には重要なポイントなのだそう。道具の整備は言うまでもなく、スタッフの体調管理にも気をつかっています。そのおかげでオープン以来大きな事故も起きず、遠方から訪れる参加者も増えています。

 「これからもっと新しいインストラクターを増やしたい」という甲斐さんの言葉から感じられるように、多くの若いスタッフが活躍する「スカイダイビング関西」。但馬に来て半年になる20歳のスタッフは、現在お客さんと一緒に飛べるタンデムマスターという資格取得を目指し、日々さらなる技術の向上に励んでいます。インストラクターが増えればより安全に、そしてより多くの参加者にスカイダイビングを体験してもらうことができると、甲斐さんは語ります。今は、目標としている世界選手権の出場を目指し、スタッフみんなが一丸となっています。

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― 特別なのは景色だけじゃない

 「上空からの景色は飛行機でも見られますが、スカイダイビングだとパノラマ感が断然違いました」福岡から体験に訪れた30代の男性は「風に乗った際の浮遊感は、実際に飛ばないと分からない感覚」と息を切らしながら話してくれました。天候にもよりますが、上空からなら日本三景の天橋立まで見渡せるので、「あれがそうだったのかな」と体験者だけの特別な会話が弾みます。

 映像だけでは分からない、風と空を体感しながらの絶景。一度、地上とは全く違う風景を堪能してみてはいかがですか。

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■スカイダイビング関西
[所]兵庫県豊岡市岩井字河谷1598-35但馬空港 西側格納庫
[問]クラブハウス:0796-43-1002 携帯:080-8333-1232
(HP)http://skydiving-kansai.com/
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