但馬STYLE VOL.19 田村 和樹さん《養父市》


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本日紹介しますのは、孫ターンで大屋に移住し、有機農家(農園:Mill Leaf)をしている田村和樹さん(1978年西宮市生まれ)と、麻里奈さん(1983年大阪市生まれ)ご夫妻です。

― 孫ターンで、この大屋へ

 人口還流現象のひとつとして、Uターン(地方から都市部へまた元の地方へ戻る)、Iターン(都市部から地方へ移住)、Jターン(地方から都市部へ元の地方へ帰るのではなく、近隣の地方へ行く)などが有り、他にも孫ターンもあります。孫ターンとは、両親は都市部に住んでいてその子どもが祖父母の住んでいる地方へ移り住むことです。

 和樹さんと麻里奈さんは、それぞれの思いで有機栽培の野菜作りについて学んでいた。奈良にある先進農家での研修中に出会い、有機野菜を作ることに意気投合して、人生のパートナーとなります。

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― 「3年間耐える勇気」の大切さ

 和樹さんは有機栽培ができるところを、麻里奈さんは田舎暮らしを希望し、二人の生活拠点を見て回っている時、和樹さんの祖父母が暮らす大屋町で「有機の郷」の看板を目にし、二度目の意気投合で大屋に暮らすこと(孫ターン)を決めるのです。

 大屋に移住して早々、「おおや有機の学校」に入校し、「有機栽培とは、周りの山々を見てごらん。誰が水を与えるわけでもなし、肥料を与えるでもなし、でも、山の木々は育ち、草花は咲き誇っている。自然界の営みで土ができている。土作りが大切。それには3年待つ勇気、3年耐える勇気がいる」と有機栽培を学びました。

― “Mill Leaf”に込められた想い

 「自分達が有機栽培をしてちょうど3年、先生から学んだ成果が出始めてきました。「待つ勇気、耐える勇気」とはこれだ、と実感しました。販路は自力で探していますが、元町マルシェや大阪マルシェなどに出品できるようにまでなりました。「美味しい」「品がいい」などの声が聞こえてきます。また、道の駅などに出品していると購入者から「美味しかった。これからは送ってほしい」とリピーターとなり、注文や励ましの手紙などが届くようになりました。少し前進したかな」と和樹さんは言います。

 「あるとき、化学物質過敏症の方が、「野菜を触っただけで化学物質反応(湿疹など) が出るが“Mill Leaf”さんの野菜は触れても湿疹などが出ないからとても安全でうれしい」と言われ、有機の成果が出ていると確信、体にいいことに自信が持てました」と麻里奈さんは言います。

 「農園“Mill Leaf”の1つ目の由来は、ミルは循環、粉砕、リーフは葉、おおや有機は、自然界と同じように葉を粉砕循環して栄養素となるので、有機につながっているし、2つめの由来は、ミルはミリオンで万、リーフの葉で万葉となり万葉は奈良、私たちが出会ったところは奈良なので“Mill Leaf”は、私たちの原点です」と名前の由来を語ってくれました。
「あぁ、それから、独身時代から飼っているチワワの名前がミル君ですよ」と、少しはにかみながら、有機栽培好きな麻里奈さんは動物愛好家でもあります。

 これからは、耕作田を少しずつ広げ小量多種類の野菜を作り、販路を広げたいですと、二人は目を輝かかせて語ってくれました。
ちなみに、ミニトマト一粒いただきましたが、完熟で味は凝縮されておりジューシーで濃厚な甘さを感じました。

 道の駅やマルシェで“Mill Leaf”の野菜を見かけたら、有機栽培の完熟野菜ですので是非購入して味わってみてください。美味しいですよ。

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