「北近畿豊岡自動車道 工事見学会」に行ってきました


圧倒する迫力! トンネル・橋梁!
そして京阪神がグッと近くに!
◆北近畿豊岡自動車道(八鹿日高道路) 工事見学会
~出会い・感動~ 夢但馬2014

去る11月15日(土)多数の応募の中から抽選で選ばれた40名の見学者は、子供からお年寄りまで。
普段では見られない工事中の現場へと豊岡市日高支所に集合!
今回の工事現場はトンネル3箇所・橋梁1箇所ということで、いざ出発です。

☆1箇所目の門前TN:ここではあらかじめ火薬を装薬した掘削場所を見学後に安全な場所に移動。サイレンが鳴り発破の音を体感、防音扉越しながら、発破音の体感に思わず感嘆の声が!

☆2箇所目の三谷TN(南側):実際にドリルジャンボを稼働させ、削孔や支保工の建込みを見学。作業音は思っていたより大きかったです。

☆3箇所目は三谷TN(北側):トンネル覆工コンクリートの型枠(セントル)組立を見学し、トンネル孔口で、吹付用ロボット・パワーショベル・30tダンプトラック・コンクリートミキサー車などの現場ならではの大型建設機械を間近で見学・説明もあった。

☆最後4箇所目は青山川橋:現在施工中の橋脚(P2)基礎工の見学では完成すれば橋脚が46.5mもの高さとなり、現在は地盤から深いところでの基礎工事の最中であった。将来橋梁上部工はこの橋脚からバランスを取りながらその両端を伸ばしていき施工していくとのこと。

私たちは普段出来上がったトンネル・橋梁に目が行きがちですが、その構造物の目に見えない部分にこれだけ多くのコンクリート、鉄筋等が使われていて全体が成り立っていることを再認識しました。
また今回参加していた多くの子供たちには、道づくりの現場に「来て」、「見て」、「ふれて」みたことで相当の「おどろき」だったのではないでしょうか。
この中から将来日本の優秀な土木技術者が育ってくれることを、期待させるイベントであったと思います。

北近畿豊岡自動車道・八鹿日高道路は平成28年度の開通を目標に工事が進められています。

注)上記記載のトンネル、橋梁名は「仮称」です。