日本で最も美しい村・おじろ





『夢但馬2014』事務局です。
但馬の香美町小代区が現在兵庫県下で唯一「the most beautiful villages in japan(日本で最も美しい村)」に認定されていることをしっていました?

もともと日本の「最も美しい村」はフランスをモデルにした取り組みであり、日本の農山村の景観・文化を守る活動です。「美しい村連合」に認定されるには、人口規模が一万人以下であること、地域資源が2つ以上あること、地域資源を活かす活動があることの3条件を満たす必要があり、小代区は「和牛のふるさと」としての物語性、「美しい棚田」、自然を活かした全区民の取り組みによる「残酷マラソン」により認定されました。

近年、日本も少子高齢化、人口減少等により、どんどん市町村合併が進み、但馬も例外ではなく、現在の3市2町になりました。過疎化はもはや全国的な問題で、この人口減少の流れは、恐らく今後も続いていくのだろうと思います。

時代の流れといってはそれまでかもしれません。でも、小さな世界かもしれないけれど、とてつもなく長い時代、自分達のご先祖様達が育んできたこうした美しい景色や、文化が失われていくとすれば、非常にもったいなく残念なことだと思いませんか?見る人が見れば長い歴史をもって形成された景観や文化はカッコイイしイケてるし美しいし「本物」なんです。一度失われてしまえば決して「本物」を再現することはできません。

こうした良さは、もはや意識的に守る人がいなければ廃れていくばかりです。でも他の問題もそうですが、例え周りが極寒−40度の危機的状況でも、危機だと思わなければ危機じゃないし、ほとんどの人間は自分の周囲の危機しか認識できないしわかりません。

小代区はじめ、その他の「美しい村」の取り組みが広がって、このような「小さな世界」を愛する人達がもっと増えて、「小さな世界」が守られ認められている但馬、世界であってほしいと思います。

「村」なんて見た事ない人も多くないですか?ぜひ一度「日本で一番美しい村」但馬の小代区を訪れて下さい。きっと歴史とともに築かれてきた美しい景観と文化に新しいインスピレーションを刺激されるはずですから。イイネ!(T)

小代観光協会ホームページ
http://www.ojirokanko.com/

「日本で最も美しい村」公式ホームページ
http://www.utsukushii-mura.jp/
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