カツラの千年水


『夢但馬2014』事務局です。
但馬って、肉は「但馬牛」から、米は例えば「村岡米」、他には野菜も、魚も、挙げればきりがない程「食」に関する美味しいものがなんでも揃っているんですよ。
その「食」の中でも、絶対に忘れてはならないのは「水」です。

僕達日本人は「水」をあまり意識する事はありませんが、実は世界的に見れば「水」に関して日本は本当に恵まれているんです。公園の蛇口を捻れば水が出る、水道水の水が普通に飲める、僕達にとってはなんでもない当たり前の事ですが、例えば水道水の水が飲める国は世界195カ国のうち、十数カ国です。中にはそこらへんの水を飲むと最悪死んでしまうような国があるというのですから、世界から見れば日本の水環境は本当に驚愕のものなんです。

中でも但馬の水は本当にきれいです。日本だけ見回しても、そこら中に鮎が生息できるような水環境がある地域は稀ですよ。特に香美町村岡の「但馬高原植物園」内、「和池の大カツラ」から湧き出る「カツラの千年水」。すごいんですよ、この「千年水」。なんせ雑菌ゼロなんです。本当にピュアな水。先日も台風がありましたが一切この「千年水」はにごりません。

但馬高原植物園内レストランの石原料理長曰く、「千年水」とその他の水で料理を作ると明らかに味が違うそうです。僕はコーヒーをいただいただけですが、確かに明らかに口触り、味が違いました。優しく、すっと体内に入る感じ。

但馬に来るまでは「地産地消」という言葉は正直好きじゃありませんでした。外から入ってくる「敵」から、地元の食を守ろう!というなんだかかつての鎖国みたいな閉鎖的なイメージがあって。

でも違うんです。但馬のきれいな水で育った米、野菜、牛等やそれらから作られる料理。
但馬のご先祖様が守ってきた自然から産まれる「食」は、但馬でしか食べられない、オンリーワンの味なんです。オーストラリア産の牛肉や、秋田米、その他世界の素晴らしい食材がいくらあっても引き出せないめちゃくちゃおいしい但馬の味がすでにここにはあるんです。

人間も、動植物も、すべからく水を必要として生命活動を維持します。僕達は忘れがちですが、「水」は生命を構成する根源なんです。「食の健康」が改めて意識されている今、ぜひ但馬に来て、「水」という資源の本質、生命の根源を味わって下さい!イイネ!(T)

■但馬高原植物園公式HP
 http://over-land.sakura.ne.jp/wordpress/
 ※園内レストランの「千年水」をはじめ、地元の「食」にこ  だわった料理は本当におすすめ!

■但馬高原植物園Facebookページ
 https://www.facebook.com/pages/但馬高原植物園/43880910946689

■カツラの千年水
 http://但馬navi.com/navi/?news_id=99
 ※園内でペットボトルに汲んで飲めますし、自販機もありま  す。

■但馬お宝100選「和池の大カツラ」
 http://www.tajima.or.jp/modules/sponsor/index.php?cid=541